言語聴覚士とは?
言語聴覚士は、「げんごちょうかくし」と読みます。
言語聴覚士とは、
- ことば(言語)
- 聞こえ(聴覚)
- こえ(音声)
- 発音(構音)
- 食べる/飲み込む(嚥下=えんげ)
の専門家です。
1997年より、国家資格となりました。
英語ではSpeech-Language-Hearing Therapistと呼ばれるため、病院や療育センターなどの現場では「ST」と呼ばれています。
言語聴覚士がいる場所
言語聴覚士は、おもに
- 医療(病院のリハビリテーション科/耳鼻咽喉科/小児科/形成外科/口腔外科 など)
- 福祉(小児療育センター/障害福祉センター/通園施設 など)
- 介護(老人保健施設 など)
- 教育(通級者指導教室/特別支援学校 など)
- 保健(保健所 など)
に従事しています。
言語聴覚のお仕事
言語聴覚士による言語聴覚療法は、こどもから大人まで幅広い年齢の方々が、さまざまな問題を解決/改善すべくおこなわれます。
ひとりひとりの困りや問題を解決/ 改善するために、原因を追求し、対処法を見つけ、患者様やそのご家族様の状態をよりよいものにしていくことが言語聴覚士のお仕事です。
ちなみに、わたくし上野みやが臨床の現場で実際に関わらせていただいた方は、こどもは9か月~、大人は102歳の方です!
- 上野 みや
- 言語聴覚士。
2016年より言語聴覚士として臨床経験を積む。
TEACCH研究会神奈川支部、日本自閉症協会、子どもの発達支援を考えるSTの会に所属し、発達障害の支援について幅広く学ぶ。
年間約80名の言語治療・療育、発達相談を実施。
過去、大分大学医学部附属病院にて口唇・口蓋裂児の言語治療・診療に携わる。その他講演会実績あり。
株式会社ビレッジ児童発達支援・放課後等デイサービスことり 顧問。